福岡県の障害者支援を行うNPO法人で、理事長が中学生を拘束し自宅から連れ出したとして、教員の男と共に逮捕されました。
自宅から連れ出す際、中学生の手足を結束バンドで縛るなどして拘束していたとのことです。
逮捕されたのは、NPO法人理事長の坂上慎一(57)と、小学校教員の松原宏(37)の2名です。
この施設では、40代の女性職員がこの施設に通う男児に、馬乗りになって顔面を殴るなどの暴行行為をしたとして逮捕されています。
このような行為が日常的に行われていたのでしょうか?
目次
報道内容
去年、男子中学生の手足を縛り暴行し、自宅から連れ出したとして、福岡県警が、障害者支援を行うNPO法人の理事長の男ら2人を逮捕しました。 【写真で見る】坂上容疑者を乗せた車 RKB吉松真希「男を乗せたとみられる車が自宅から出てきました」 逮捕監禁などの疑いで逮捕されたのは、久留米市に施設を持つNPO法人「さるく」の理事長・坂上慎一容疑者(57)と志免町にある小学校の教員・松原宏容疑者(37)の2人です。 坂上容疑者らは去年10月、長崎県に住む当時14歳の男子中学生の家で、男子中学生の手足を縛り頭部に袋をかぶせて暴行を加えた上、無理矢理車に乗せ久留米市の施設に連れだしたなどの疑いがもたれています。
「さるく」の施設(福岡・久留米市)
捜査関係者によりますと、坂上容疑者は当時、発達障害のある子供の生活を短期間で改善する事業を行っていて、男子中学生にも発達障害があったということです。 警察は、2人が母親公認のもと犯行に及んだとみて調べています。
去年10月、長崎県に住む14歳の男子中学生を、手足を結束バンドで縛り、顔に袋を被せて、暴行し、無理矢理、久留米市の施設に連れ出した疑いがもたれています。
『療育』と称して、不当に監禁していたようです。
障害者施設のこのような暴行事件が後をたちません。
もっと厳しく取り締まることはできないのでしょうか?
坂上慎一の顔やFacebookは?
こちらが、ホームページより公開されている顔画像です。
名前: 坂上 慎一
年齢: 57歳
住所: 福岡市早良区
職業: NPO法人「さるく」の理事長
逮捕容疑: 逮捕監禁

Facebookは名前で検索しましたが、同姓同名のアカウントが多数あり、本人と特定することはできませんでした。
新しく情報が入れば追記したいと思います。
松原宏の顔やFacebookは?

松原宏の顔画像は現在公開されていませんでした。
名前: 松原 宏
年齢: 37歳
住所:福岡県篠栗市
職業:小学校 教員
逮捕容疑: 逮捕監禁
志免町の小学校の教師ということですが、理事長とはどのような関係だったのでしょう?
その繋がりも気になりますね。

こちらも名前で検索しましたが、現時点の情報では本人と特定することはできませんでした。
NPO法人「さるく」とは?
問題のNPO法人は福岡市早良区の「さるく」で、2008年6月設立。代表理事の男性が中心となり、障害児らの自宅を訪れて療育する「訪問セラピー」を実施している。
「さるく」の実態は?
施設を利用した保護者の話が見つかりました。
ある保護者は、代表理事が自宅に出張する「訪問セラピー」を21年春に受けた際、長女が指の骨を折る事故が起きたと明かした。「病院や作業所にも通っているが、強度行動障害の改善は難しく、すがる思いで連絡した。(セラピーは)事前に具体的な説明はなく、従わなければ拘束する、恐怖で支配するやり方だった」と憤る。
代表理事がオンラインセミナーで公開したセラピーの動画を見た別の保護者も「子供は怖くておとなしくなるだけではないか、と違和感があったが、専門家と名乗る人から『これが正しい』と言われたら、保護者は信じてしまうかもしれない」と語る。
このように、暴力・恐怖で支配するやり方があったとの話でした。
子供の発育に関して悩んでいる保護者も多数おられると思います。
その悩んでいる保護者の気持ちを踏みにじるような、行為が行われていたのでは無いでしょうか?
実態を捜査し、今後このような事件が起こらないように、と願います。
今回、男子中学生は自宅から連れ出されています。
保護者は、そのように拘束されて、連れていかれる息子の姿を目にしていたと思われます。
警察は、母親の同意があったとみて捜査を進めています。
世間の声は?
うちの子も発達障害です。 いろんな施設なども見てきましたが、やはり自分がやるのが一番と思い、月に一度通院して療育は受けましたが、施設などに入れずにやってきました。 学校でも、オープンにして理解をしてくれる人、してくれない人の間で過ごしました。 守って守って育てても、支援学校を出てしまえば理解してくれない人の間で生きていかなくちゃいけない。 だから、こんなもんだと子供にも理解してもらいたかったのもあります。 高校をやめたりもしましたが、今は大学にも通い、一人暮らしもしています。 子供も強くならなきゃなんですよね。 でも、頼りたい、助けて欲しいと手を伸ばした先がこんな所だったら、もう絶望しかないでしょうね。 施設だからいいのではなくて、ちゃんと中身を見て深く吟味してから入所を決めるべきとも思います。
発達障害のある子供の生活を”短期間で改善”する事業? 短期間で改善できる=発達障害について無知と同意語なので、改善なんてありえない。短期間で無理やり大人に従わせるって暴力的に上から従わせるのか?むしろ悪化すると思う。だから逮捕されて当然とみた。 手の付けられない子が存在するのは知っているが、最初の連れ出しが乱暴でも時間をかける必要があると思う。そういう理想的な施設はなかなかないだろうけど。 また急に子供が発達障害になるわけではなく、生まれつきなので幼少期から何かしら違うところはあったはず。乱暴でも親が止めやすい幼少期頃から見て見ぬ振りせず向き合っている親なら、大きくなってもここまで子供が悪化する可能性は少ない気がするけど。
母親も同意している点でやるせない気持ちになります. 長年発達障害の子供達と接して感じることは,一般の人との境界が非常に曖昧で,見方によっては程度の差こそあれ誰もが発達障害的要素を持つのではないかということです.社会的に適合できないケースでも,非常に特異な才能や能力を示す子供は多く,それを見出して社会に活用できれば,より豊かな社会になるのでは?と考えます.個々の障害や個性と正面から向き合う勇気と寛容性を持てる社会になることを強く願っています.
例えば手がつけられないほどの障がい(他害、自傷、大声で叫ぶ、暴れるなど)があったとして。 短期間では改善しません。この子がいつから発達障害で悩んでいたかはわからないけど、親は気付いたらすぐに療育を受けさせる、さらにそれは早ければ早いほどいいです。 専門の知識を持った心理士や言語聴覚士などの先生方が色々教えてくださいます。 そして何年もかけて家族以外と集団生活をする中でルールを守ることなど、生きていく術を根気強く学ぶんですよ…。 先生方は言い聞かせることはあっても声を荒げることはしないし、こういう子たちは『成功体験』が大切でなんでも最後は必ず成功や褒めるという終わり方をしてくれます。(難しい課題なら難易度を下げて成功するようにする) 力づくで『うちならすぐどーにかしますよ!』みたいのはインチキでしかありませんね。
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