パワハラ問題を指摘され問題となっていた大橋医療専修学校の理事長である
大橋ひとみが辞任することがわかりました。
どのような経緯で辞任に至ったのか、
学校の新体制の発表などはあったのかについて調べてみました。
報道内容
埼玉県川口市にある学校法人愛輪学園が運営する「大橋医療高等専修学校」。同校の大橋ひとみ理事長が9月末で理事長及び校長を辞任することが分かった。
大橋医療高等専修学校の理事長で、パワハラ問題を指摘されていた大橋ひとみが9月末で理事長及び校長を辞任することがわかりました。
「カス」「下品な害虫」などの暴言を生徒に浴びせ、生徒の約半数が退学していた問題が辞任の理由です。
理事長本人から直接生徒や親御さんへの謝罪や説明は今のところありません。
大橋ひとみ理事長の問題に関する詳しい内容かこちらこちらで記載しています。
辞任までの経緯
16日の朝、副校長から生徒へのメールで大橋理事長の辞任が発表されました。
どのような経緯で辞任となったのでしょうか?
メールでは冒頭に副校長から <1日も早く通常の授業体制に戻せるように、関係者と打ち合わせを重ねた結果、大橋先生が理事長と校長を辞任することになりました> と伝えられ、大橋氏からのメッセージとして、以下の内容が綴られていた。
<ご迷惑をおかけするわけにはいかない>
メールでは冒頭に副校長から <1日も早く通常の授業体制に戻せるように、関係者と打ち合わせを重ねた結果、大橋先生が理事長と校長を辞任することになりました> と伝えられ、大橋氏からのメッセージとして、以下の内容が綴られていた。
<私は理事長及び校長を辞任致します。辞任時期は手続等もあり9月末を目処とし、それ以降は授業は致しません。この度の報道の件で、これ以上当事者の皆様、関係者の皆様、在校生の皆様、受験を考えている皆様へ、ご心配ご迷惑をおかけするわけにはいかないと判断致しました> <当事者の皆様には、ハラスメントに関する第三者(弁護士)窓口を設置し、当事者の皆様の個々の尊厳を守りつつ安心して相談できる体制を整え問題解決に真摯に取り組みます> その後、学校HPでも大橋氏が辞任する旨が公表された。
副校長と関係者らが話し合いをした結果、理事長の辞任に至ったということです。
副校長からの辞任発表の後には大橋理事長からのメッセージも添えられていたようですが、
謝罪の文はありません。
学校のホームページでも辞任を発表をしていますが、こちらにも謝罪文はありません。
この辞任はパワハラを認めたようにも捉えられますね。
退学した生徒の中には、大橋理事長に言われた言葉がトラウマになり准看護師の道を
諦めた人もいるはずです。
謝罪がないという対応はひどいですね。
責任逃れの辞任表明という感じがします。
学校の今後は?
今後学校はハラスメントに関する弁護士窓口を設置し、
生徒の尊厳を守りつつ安心して相談着切る体制を整え、問題解決に取り組んでいく
としています。
しかし、生徒からは不安の声が上がっています。
「これで学校が良くなればいいのですが、校長や理事長が誰になるかなど新体制は発表されておらず、今後どうなるのか不安が残ります。また自主退学を余儀なくされ、准看護師への道を諦めざるを得なかった生徒もいます。大橋先生が辞任するだけで許されるのでしょうか。これまで大橋先生のパワハラで自主退学せざるを得なかった生徒なども含め、集団訴訟を検討している生徒もいます
新体制についての説明はされていないようです。
また、今後同じようなパワハラ問題が起きないための対策に関しても
詳しい説明はないようです。
学校のトップが変わったからといって、今後事件が起きないとは限りません。
新しい理事長には早急に改善案を説明してほしいものですね。
生徒は集団訴訟を視野に入れているようですがどうなるのでしょうか?
世間の反応
一体この理事長は何のために授業をしていたのだろうか?授業の意味を理解していなかったと思われる。自主退学者に対してはちゃんと入学金や支払った授業料を返納させるべきだと考えます。これからの時代高齢化を迎え、看護師さんたちの価値は高まりこそすれ減ることはないと思います。それなのにこのような教育をする学校があるのは遺憾に思う。謝罪も関係各方面向けで退学者に向けたものと思われず内心反省しているか疑わしいとは思うが、辞任は正しい方向への一歩だと評価はしたい。あとは学校の自浄能力に期待したいと思います。
10数年前に准看護学校に行ってました。 先生に嫌われると進級や卒業にも関わり、また実習の指導者もかなりあたりがきつく多くの同級生1/3程度は自主退学・進級できずでした。 今は大学に移行し、准看護師制度の見直しもありますが、医療を担う人にとってパワハラ体制を見直すいい機会となることを祈っています
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